タイムカプセル

WAQWADOM-MQW 2018.3.28 OUT !!

WAQWADOM(ワクワダム)は、CASPERR ACE、COBA5000、本田Q、KILLah BEENなどを擁するHIPHOPグループ。
2018年3月28日に、1stアルバム再発盤CD『Re: WQM』をはじめ、2007年のリリースライブDVD『WQM LIVE 2007』、未収録音源集CD『タイムカプセル 2004-2005』の3枚がセットになった『MQW (2CD+DVD)』がリリース。

WAQWADOM
『タイムカプセル 2004-2005』

Overview

● TRACK LIST

01. ガリレオ
​02. relation
​03. THE R∞M IN THE L∞P
​04. 連日
​05. THE L∞P IN THE R∞M
​06. 鐘
​07. 怪刀乱麻
​08. 巻尺
​09. 地下探索
​10. KILLah KILLah

● CREDIT

Produced by GREENBEE,MAXIRIES
Lyric by CASPERR ACE,COBA5000,本田Q
Recorded & Mixed by GREENBEE
Recorded at WAQWA LABO STUDIO. Chiba.JPN

Mastered by 8RONIX for BULLPEN LAB.

Cover Jacket Art:
JELLY FLASH for 85′ FELLOWS GRAPHICS.

2005 WAQWADOM RECORDINGS
2018 APOLLO-REC PRODUCTIONS

Lyrics

01. ガリレオ
Produced by GREENBEE
Lyric by CASPERR ACE,COBA5000


<CASPERR ACE>
あいつはバカだとみんなが笑う
その視点はどこからと探す
未知に対する強烈な固定観念
どうせ変わらないと俺まで
道を固定するのはよそう
予想不可能な時の流れは怒涛の嵐
だがしかし
受け入れることで灯る新しい明かり
話し合い嫌いな独裁者放し飼い
想像力は金縛り
ベルトコンベアもまた然り
まぁ確かに なんて言いながらまた明日に
社会の問題後まわし蹴り
ピュアなヤツほどくらう哀しげに
日照り続き潤いゼロで
背伸びだけする雑草の茂み

<COBA5000>
あいつがゆする こいつが許す
条件の一致 目を瞑る毎日
毒吐くスピーチ 直撃さぁピンチ
誰もが認知 マイクでリンチ
されても回し続ける12インチ
インチキな商売するつもりはねぇ
舞台の立役者とポイントゲッターに
当てろよ照明 あれ 正真正銘
ピュアな表現獲得 WAQWA音楽族
加速する時代と遊ぶ 天体観測
拡大してみると見える自分の中心
spinnin’ 微熱あり 地球のremix
一服しろ no limit

<CASPERR ACE>
あたかもあなたと
同じと思ってた観てる景色
あの謎アンタッチャブル
崩れる知識 意識お導き
地響きのような衝撃
じきに従う欲望に正直に
交差の多さ 絡み合う影響 
どこからどこへこれ輪廻転生

<COBA5000>
あいつが結ぶ こいつがゆるく
ほどく 一本の法則
いつの間にか細く か弱く 小さく
消えゆく失敗作
繰り返し実験するラボ 神のご加護の
カゴから抜け出す俺らのアート
一人100ワットの情熱を奪うな
サーモグラフィーで発見しろ一番アツい地点

02. relation
Produced by MAXIRIES
Lyric by CASPERR ACE,COBA5000,本田Q


<本田Q>
タテ ヨコ ナナメに頭働かせ
手枷 足枷 波風 日々の糧に
雁字搦め 感じ方一つで変わる風向き
COBA5000手を貸せ

<COBA5000>
手も出る前に口も出る
最新型モデルさえ破壊するカルチャー
バーチャルじゃない スペシャルなやつら
オーダー入ります CASPERR ACE no doubt !!

<CASPERR ACE>
体ゆらして暮らして
どこからともなく溢れだす歌詞で己を知る
こぼれ落ちる聖なる欲望に捧げる日々の黙祷
ほくそ笑む権力者を尻目に
極東の一角 革命を企画
エナジーある奴等テレパシー
たいまつ持つ自由の女神
憂鬱はブルー だが青は進め
ウザがられてもラップ入れる留守電
今 無数の言葉投下
高価なリスナーの心を盗め
平成のフーテン ホモ・ルーデンス
魅するアクロバット言語遊泳
バッドでも入れない一休憩
ノン・コマーシャルで実況中継

<COBA5000>
遠回しなお話
目を離した隙に置き去りにされる
リアリティはどこだ
喉から手が出るほど欲しい
のどかな風景画だけが
心のケガをすぐさまケア
サインはGO 眠い目こすって集合
ついスイスイと逃げ道吸い込まれる
睡眠不足の水金地火木土
気が動転 動悸 息切れ
ちぎれないほどつなぐ契り
オリジナル 我が道まず信じ

(HOOK)
情熱まかせのリレー小説
オーケストラWAQWA 音にする光景
ひどく無氣力な都市観察
七夕以降も風にゆらす短冊
ショーケース廻すリレーションシップ
ベートーベン気分で聞こえない音楽に気づく
さぁ活気づく都市探索 年中無休で皆がハンズアップ

<CASPERR ACE>
寒暖の差激しい四季の中
指揮者はいない 
ただ俺達の意志の一部が一致
春夏秋冬
待ち続けることせず保つピッチ
俳句と体育足し2を掛ける
ヒッチハイクする曲に化ける
即仕立てるアドリブ
それが後引くナニか残す種なしのトリック

<本田Q>
流れる川 雲 思考
時間の中で流れてくる音と流れる
歌は世につれ世は歌につれ
連れられるままに誰もが歌い出す
考えるとか感じるとかじゃない
思いの向くままただただ歌え
高く広く深く強く 鋭く
太く熱く長く荒く激しく

<COBA5000>
スローモーションの毎日
ご苦労365 活動
宅録中 on air
記録映画のような人生 チクタクチッカー
時間はゴムボールのように
伸び縮みするオルゴール
手ぶらで迷わず歩く360度のゴール
行ったり来たりでごく稀に生まれるdope

<本田Q>
あらゆるものが流れてく中で
iも変わらず俺で見る視点
生きてく手段に目的は選ばず
信念?人生?チンケな人間
やるならやらネバーギブアップ
粘って願っても無いチャンステンパって
意地 見栄 身体 一点に張って
くたばって死ぬまで這いつくばって
自分自身と五分の魂
地球の胃袋の一寸の虫
向き不向き下手の横好きより
俺らしくありたいって気持ちが武器

(HOOK)
情熱まかせのリレー小説
オーケストラWAQWA 音にする光景
ひどく無氣力な都市観察
七夕以降も風にゆらす短冊
ショーケース廻すリレーションシップ
ベートーベン気分で聞こえない音楽に気づく
さぁ活気づく都市探索 年中無休で皆がハンズアップ

03. THE R∞M IN THE L∞P
Produced by GREENBEE
Lyric by CASPERR ACE,COBA5000,本田Q


<CASPERR ACE>
入力出力オンリー変換不可能
くるくるパーソナルコンピュータ人間
まるで死んでるも同然
つまみ出す向上心のピンセット
妙に冷めてた思考は最低だ
もがけどそこは扉のない部屋
ぐるぐる考え巡る
だが傍から見りゃエンプティルーム
年がら年中エイプリルフール
理想よりも嘘の雨が降る
それが空っぽの部屋に溜まる
するとことわざ通り地固まる
出来てく基盤
セクシーダンスに夢中になってるオジさん
家じゃ子供が真夜中12時
過ぎてもまだ握る十字キー
未確認情報によるコントロール
凍るような恐怖に憤る
そこで閉じこもるか
飛び出してくか ふたつにひとつだ
壁を壊せ 未知とぶつかれ
結局のところ無限はエスカレート
はたまたハナから迎え入れるか
神がケツまくって待つ結末

(HOOK)
THE R∞M IN THE L∞P
広いのか狭いのか どちらにしろ窮屈
窮屈なそのR∞M
抜けたと思った後また氣づくL∞P
L∞Pなぜに窮屈
それさえ個性と呼んでいいのかいR∞M
THE R∞M IN THE L∞P
広いのか狭いのか どちらにしろ窮屈

<本田Q>
逆さにしたら真っ逆さま
どこまでも落ちていきそうな
高い空に深く食い込んだ地べた
薄暗い部屋 這い蹲る虫ケラ
外に出ればドス黒くとぐろ巻く悪意の餌
疼く願望の渦にうずくまる最後の逃げ場
Get up, Stand up♪
ギブアップしない奴らの歌に囲まれて四面楚歌
どっからどこまでが自分の国家
しきりに建てた仕切の向こう側が
気になってしょうがない
ミシミシ軋む密室の中
自意識の過剰摂取で
ぶんぶん振り回す自分に振り回される
日々日々意味無意味のイタチごっこ
被害妄想に取り憑かれた
加害者がたらい回しする
結局あんたの言いたいことは一体どこ
この部屋はベルトコンベアが回る
屁理屈の生産工場

(HOOK)
THE R∞M IN THE L∞P
広いのか狭いのか どちらにしろ窮屈
窮屈なそのR∞M
抜けたと思った後また氣づくL∞P
L∞Pなぜに窮屈
それさえ個性と呼んでいいのかいR∞M
THE R∞M IN THE L∞P
広いのか狭いのか どちらにしろ窮屈

<COBA5000>
法のカゴの中の放課後
その先の角 曲がって
教科書通りの人ゴミ箱
かき分け たどり着くグチャグチャの
過去と現在が散らかり放題のハート
なるほど 正直になればなるほど
あることないこと全てが一致して
視点広げる音の鳴る方
時間に腰掛け 巨大な車輪で
回る運命の仕掛け
感じる崖っぷちの満ち欠け
一角形の己と向き合いまず名を名乗れ
俺 テレビに釘付けな毎日の
無知に気付け 現実で実現
渡る世間の日付変更線
またがるホントの人間ドラマ
二日目の空が欲しいなら
月にさよなら 明るい朝
R∞Mナンバー5000
綺麗に整頓したってアブノーマル

(HOOK)
THE R∞M IN THE L∞P
広いのか狭いのか どちらにしろ窮屈
窮屈なそのR∞M
抜けたと思った後また氣づくL∞P
L∞Pなぜに窮屈
それさえ個性と呼んでいいのかいR∞M
THE R∞M IN THE L∞P
広いのか狭いのか どちらにしろ窮屈

04. 連日
Produced by GREENBEE
Lyric by CASPERR ACE,COBA5000,本田Q


<COBA5000>
手のひらサイズの科学がアラームを鳴らす朝
妙にアナログ感のある黒いカラスが
カァーッとなって地上のゴミを荒らす
そんな風景にやっとやっとで目を覚ます
ホームレスがうろつく駅のプラットフォームで行列
ダイヤの乱れ かなりグロテスクな仕掛けの
東京はまるで星新一のショートショート
もしくは手塚ワールド的なロードショー
パクリにぼったくりにひったくり 町中が
みんな死んだふり 俺も俺でまた出ちゃったよあくび
ため息まじりの深呼吸で生き延びるより
酸欠でも先を急ぐ
引きこもり 立て篭り てんこ盛りの時代にペンをとり
何かを訴えてくつもり
dear all music そこら中に
破壊と創造繰り返す おもちゃ箱のように

<本田Q>
思考回路のダンジョン
出口なしのホーンテッドマンション
実体のないオバケや
無数に分かれる自分の影
次々と浮かんでは消える「何故?」の数だけ
目の前に現れるドア
広がる選択肢の中から一つに託し
確実に近づくコアな部分
サイコロ転がして駒が進む
連日連夜 現実ってゲームが続く
止まらない思考 心臓 次への一歩
人間の進歩の一方で切り捨てる猿の尻尾
99の優柔不断を切り捨てる一個の決断で
人生横断ウルトラクイズ
理屈を言えばやるかやらないかの五分の確率
どっちが正解? 絶対なんてないから常に全開
弁解の余地のない今の限界を突破しろ
木っ端微塵真正面から当たって砕けて
コナゴナになる自分の自信と
最後に残ったものが正真正銘
自分自身の存在証明

<CASPERR ACE>
前後の脈絡もなく並べる弁護
今を生きるという言語を逃げ道として使用
いつも曖昧な思考 与えられた理想を尾行
決まって陥るぜ 充実面の貧乏
似てる我の過去 だがそこからスキップして脱走
ラストまでカウントダウンあと何秒
一分一秒を繰り返して一生
ミッション遂行 地球ないし宇宙規模
それを生きている全員に希望
それぞれ鳴り続けてるぜ 心臓のビート
のんびりと行くもよし コンビニとかあってやっぱ便利
だがモノは使いよう だから二面性に対応
毎度迷子 埋蔵されたヒント
傾いた天秤の下から見上げる解答
バランス保てば退屈な対角線上
繰り返すシーソーゲーム まさに戦場だぜ現状

この時の流れが死後どうなるかわからない
きっとそれがわからないことはずっとかわらない
続くなら その時のために
止まるなら なおその時のために

05. THE L∞P IN THE R∞M
Produced by GREENBEE
Lyric by CASPERR ACE,COBA5000,本田Q


<COBA5000>
二日目の空 迎える朝
NASAの惑星探査ジェットが
まっさらな地上から逆噴射して
頭上にいる頃 また迎えに来る日常
世界のニュースに我関せず
社会の壊れた関節 ボキッボキッと
コントロールするドクロマークの黒幕
落とす情報がとぐろ巻く
大事なもんが見えないモザイクチャンネル
誘い込んで突っぱねる
ただハメる・食べる・寝るをつなげる
誰もが知らないうちに完結
騙されんな やけに重い空気とヘドロ
直流電波にヘッドロックされた
イカれた頭にヘッドフォンつけ
さっさと潜り込む寝床
お先真っ暗 起きたら
頭クラクラの夢枕で ココハドコ?
どうのこうのより この両方の瞳孔で
覗く 目の前の今日

<本田Q>
(今日)は朝っぱらから
ダダダダ 寝た子を叩き起こす大音量
またどっかで工事中
人の安眠妨げるその理由は何?
部屋の外じゃ大なり小なり
誰かなりの人生
結果鳴り響く騒音と立て看板の言いなり
の社会の仕組みがしっくりきても来なくても
一服 超ショッキングなニュースとの朝食
新聞テレビの字幕 ふと目で追うリアル
賑わう外の様子と自分を比較
一体全体 オレ対社会の構図
否応無く住めば都も
与えられた居場所で死ぬまで
目を閉じ耳を塞いで暮らすのか?

(HOOK)
壁を壊せ 未知とぶつかれ
結局のところ無限はエスカレート

<CASPERR ACE>
安定を求めるヤツ
しつこくドアをノック
関係ねぇだろと
ドアを閉じたくなくとも玄関はロック
あの手この手 品をかえて
自他共に空を狭くするサギ
無駄に繁盛 必要以上の干渉
武器は嘘のイマージョン
だが弱肉強食
敗けには分け隔てなくある訳
強きが正しい 正しきが強し
目を醒まして生きること
寝ぼけてりゃ満足出来ずに
満足出来なけりゃ観測史上なかった
ひねくれた反則の連続
結局寝ぼけた人形 

(HOOK)
壁を壊せ 未知とぶつかれ
結局のところ無限はエスカレート

06. 鐘
Produced by GREENBEE
Lyric by CASPERR ACE,COBA5000


<COBA5000>
溺れる者は藁をも掴む
その藁でやらかすわらしべ長者
数撃ちゃ当たる運命を待つよりも
百発百中じっくり狙う

<CASPERR ACE>
百発百中 
まったくヤク中みてぇな勢いだぜWAQWADOMチューン
広い宇宙でB-BOYを
ヒーローと思ったヤツCAMPで僕と握手

<COBA5000>
握手やゲンコツ アジアの原告
おしゃべりする歩行者天国から
集まるヒッピー ヒップホッパー
ひっきりなしに行き交う地下の一室

<CASPERR ACE>
レトロからヘドロ
着々と進行 人間の中の化け物
獣じみた君等のエナジー
どちらに向ける 破壊と創造

<COBA5000>
そんならまとめて一石二鳥
山頂に踏み出せ 微調整なんて
いらない一歩 ドカンと腰下ろすと
簡単に動けなくなるぞ

<CASPERR ACE>
山頂へ向けて単調なとことはおさらば
道示すゴッドハンド
無感動くん置いてく お家へ帰ってな
鐘が鳴るキンコンカンコン

<COBA5000>
夜の鐘 PM 鳴るお金
「チャリン」じゃ買えない価値探し
他人に混じってるだけのイマジネーション
俺なりとは何かを見るデッドエンド
崖っぷち追い詰められると面倒
だが遠路はるばるいくよ

<CASPERR ACE>
行くぞ あてなきハテナに満ちる道
バテないで駆け抜ける詩人
プラス、マイナス 美人、理不尽
表は裏の 裏は表の入り口
窮屈な理屈ブツブツ並べて
言い訳すんな それよりやり尽くす

<COBA5000>
本音の前の建前でねんね
してるとサッとすぎる一年
電源のオンとオフも逆転してる温度
液晶画面で「また今度」
道端でつながる人の道路
ここんとこどんどん狭くなる東京
出口を見つけろ 外を想像しないと
堂々巡りの構造

<CASPERR ACE & COBA5000>
抜け穴あける くぐるトンネル
すぐ即決 追手追っ払う熱
決まりも偽りも溶かす平熱
決めつけられる前に燃やすレッテル

<CASPERR ACE>
そんな自分をぶつけてる演説
自己流だからいらねぇ面接
所詮貼られてるレッテルなんて
想像上って域出ない虚像
そんなもんに奪われんな時間
有効利用して常に変化しな
一語一句リッスン 俺のアドレッセンス
エッセンス 冷静とアドレナリン

<COBA5000>
流れてドブの隙間から下水道
浸透 下から持ち上げてみよう
蛇口をひねると流れるサウンド
もっと右に回せば大洪水

<CASPERR ACE>
防水加工など意味なし
陶酔した後 新たなスタート
アート思考吹き返す現代
あと少しから拡がる無限大

07. 怪刀乱麻
Produced by GREENBEE
Lyric by CASPERR ACE,COBA5000


<CASPERR ACE>
いくら俺が真理はこれだと
何度目覚めても外はもれなく
多種多様に浸かり 助かろうにも
掴みどこがないってことは掴め
しかめっ面した疲れたヤツが
オーガナイズする社会の宴
愚痴だけぶちまけて実は白けてる
意味のなさ女のムダ毛
クスリ飲むだけの治療にそっくり
一見簡単ばってん
全然殺せてない病原菌
むしろ大抵強くなる耐性
みんなもっと
物ごとの源にも目を向けろ
クソな下心に忠実にしたところで
どんどん遠ざかるあなたの充実
休日癒しきれない心
ミュージックさえもエゴの子供
音もそうなれば元も子もない
誰かも言ってたが 時代は変わる
ていうか変えなきゃ普通にアブねぇ
生まれてきたこと自体が罰ゲーム
便所の日めくりカレンダーよりも
日々に密着させる格言
雑念と信念の衝突
悪戦苦闘してアクセントつけた言葉が
あなたの心を
好きと嫌いに関わらず連行
グレーゾーンにここらで入刀
でもハヤまればそれは無礼講
いいけど加速しすぎには注意
疑いに満ちたノイローゼ置いとけ
スパスパ人間学もいいが
スパスパ吸って吐くのもいいな
嘆く暇ありゃ目指せよベテラン
そのためには日々セルフメンテナンス
ブレーキなし クレージーな街の中
なぜに進む戦士達
なににも支配されない氣持ちが
ただ燃やすひとつの命

(HOOK)
後悔なんか買いとらん
結果という解答欄に最終アンサー
どっちつかずのサイゴなんかありゃしねぇ
必殺怪刀乱麻
虚無感なんか買いとらん
希望という解答欄に最終アンサー
納得できないサイゴなんかありゃしねぇ
必殺怪刀乱麻

<COBA5000>
マジックミラーの向こうから
じっくり見られてる世の中の
隙間に一筆仕込み
カーボン紙コピー 丸写しの
人々の間を飛び火する
自分が理由の自由なオリジン
見返り美人のブランドのバックの中身は
なんのバックグラウンドもなくただ虚しく
広がる空虚 セクシーとかキュートの
研究所が開発する
殺人的流行が泳ぐ
オフィス街の壁づたいに伝える
リズムに絶対服従
帰って復習 結果 結界つくる大衆に
対する最終兵器 WAQWADOMワクチン
普通を拭き取るダスキン
誰か味方か分からん チェ・ゲバラ的ゲリラ
チェーンでまだつながれてる
HIPHOPを解放する
魂の投入 一刀流

<CASPERR ACE>
前人未到の宝の在り処に向かって
エンジン吹かしてかかりな
辺りは一面
私が七転八倒してさえも描いた異次元
ところシンプルな一次元 全てが点 
だけど地と天を含むすべてがそこに集中し
(拡大してみると見える自分の中心)

(HOOK)
憂鬱なんか買いとらん
歓喜という解答欄に最終アンサー
不完全燃焼な最期なんか空っぽだ
燃えよ怪刀乱麻
否定なんか買いとらん
信頼という解答欄に最終アンサー
否定は否定を否定する時だけ輝く最後の手段だ
不可能なんか買いとらん
自信という解答欄に最終アンサー
自分の迷路で迷子になんかなるわけねぇ
光らす眼 怪刀乱麻

08. 巻尺
Produced by GREENBEE
Lyric by CASPERR ACE,COBA5000,本田Q


<COBA5000>
AM10 O’Clock 打刻
日々目論む悪徳 数字を獲得するビジネス 
納得する死の商人大家族
高層ビル最上階 加速するPCと
ファックしてお昼はマックのワンデイパック
ただ働く 蟻の巣 アリの子ジャパン
公文式の頭脳でお盛ん
朝から缶コーヒー 夜はビール
浴びるように飲んでアピールする
くちびるからこぼれるよだれ
挙句の果て「私は誰?」 ごめんあそばせ
100%を求められる社会じゃハズレ
大幅なズレ
地上はビッチにアバズレ
あとはもの忘れのひどい老人にバカ学生
どう騙すか ノーガードなやつら
口説き落とす会話のテクをマスター
まるで棒読みのニュースキャスターのように
述べる情報を信じますか?
日本語台無し 巨大な足で
踏みつぶされた方がマシ
働き蜂 集まる都会の強化ガラス
チクリと刺すワクワダム

<CASPERR ACE>
他人の定規で測ってる正気
常識っつう名の非常識
俺は数学じゃねぇから
公式なんてまっぴらだ こちとら放棄
他人の定規で測ってる正気
交尾だって ほらマニュアル通り
エマニュエル夫人いねぇ今日日
興味失うことなく 無駄なゴミ掃除 

<本田Q>
テレビにゃ映せん無修正
タレント崩れのどっかの娘
私生活覗き見センズリ現実みてない
虚ろな目した夢遊病の息子
物欲ぶつける先のお袋
匙投げ舵取りできない親父
お隣飛ばして遠くのお友達
言うこた同じ 仲良くオナニー
みんなクソッタレそんだけ
誰かのおかげの影で泣くだけ損だぜ
お互い違いにハナから疑い
話にならない馬鹿の化かし合い
蠢く頭の中グロテスク
米粒のようにこびりつくストレス
24時間お下劣生本番
糞と小便 俺の表現

<CASPERR ACE>
大半口だけ頭の中だけ
褒めてくれるのは間抜けなママだけ
キラリと光るメガネ逆三角形
大事なもんはなんだっけ
子供は偏差値 大人は肩書き
僕はこの目を疑って瞬き
挙句の果てにゃお見合い結婚
魅力もねぇ男女にゃお似合いでしょう
ロマンチックもシステマチック
死んじまった紳士にここらで一句
己動かすこの鼓動
知っとこう 止まる時が来るってこと
その上でリピートAM PM
ビビってる奴退屈へと逃げる
見事動けずストレス抱えて
仕方なく追ってる決まったプロセス
Aさん=Bさんじゃ
なっちゃうよ知恵袋空っぽのジイちゃん
つまりいい女ゲットできずに
年中玉袋パンパンなニイちゃん
いっそ浴びちゃえ他人の白い目
きっとその方がおもしろいぜ
回路ショートしてる発電所
笑顔のシワも隠れてる厚化粧

09. 地下探索
Produced by GREENBEE
Lyric by CASPERR ACE,COBA5000,本田Q


<CASPERR ACE>
時効なき時空 自己実現
火つけ役誰か氣づけ
理詰めじゃ聞けない賛美
日づけ移り行き ブスが聞き逃す白馬のひづめ
見失う獲物 自ら下げるランク
追われて適当に脱ぐパンツ
逆にヒートアップ追う姿 
Bと書いて粋な少年のダンス
スタート地点分ける次元と言っても 
それが借り物じゃとても危険
最初の道 自分の位置
一致してる充実感満ちる一日
寝起きスッキリ 寝つきバッチリ
とばっちりてんで氣にせずしたたかに
祟りばかり 当たり障りない形じゃない
かなり孤独な戦い
社会不適合 そんなの上等
ロボットじゃねぇんだ 夢と今の競走
無駄かいつまんで 勝つまでめげない
目覚まし向かう次の別世界
瞬間から解放される瞬間
ビシバシ感じるための手段
持ち合わせりゃしょっちゅうさ一大事
もともとありゃしねぇんだ石橋
退屈からの出不精へ苦情
口調に特徴つけて読む文章
メカニックじゃないエナジーで伝承
このデモンストレーション

(HOOK)
ワクワダム 企む 地下探索
枠はなく 拡大 血が騒ぐ

<COBA5000>
本日消印有効 24時必着
今週号 アスファルト蹴って転ぶスタイル
見る角度によっちゃぞっこん
よそ見りゃアウト
オカルト 宗教 アダルト
飽きたらコレ それでも飽きたらごめん
COBA5000 俺しょせんただの人間
だがダミーやTAMIYAの模型じゃないんだ
俺の背中尾行する
俺の実寸大 丸かじりしろ
ズブの素人がつかんだミッション
未だこの手に収めて疾走

ある晴れた日にHIPHOP連れ出し
いやーん 青姦 野外ファック音楽
青看板前 混雑する道
横目 示すコンパス
考えすぎるクセ 渋滞
GPS動かすアキバのハッカー
みたいな頭にブラックラッカー
スプレー マーキング ロックオン
完璧という壁に落書きを

(HOOK)
ワクワダム 企む 地下探索
枠はなく 拡大 血が騒ぐ

<本田Q>
モクモクするアンダーグラウンド
沈黙することなく語り続けるヒップホップ
常に主張し喚き散らす
ざわめき近づく人の群
やがてできる大きな輪っかに枠はなく
ワクワダム集まるオリジナル
檻に入るラッパー
対抗策は相棒曰くやっぱ音楽
太鼓を鳴らす
歌は世につれ世は歌につれ
いずれ実現する人が歌う夢
礎に重たい意志を積み上げ
掴むヒップホップの尻尾
マイク一本で手繰り寄せる儲け話
(でもコードレスじゃどうせダメだし)
一寸先は闇悩み先回り結局駄目出し
なけなしの金掛け値無しの夢俺は情けなし
卑屈ビクつくすぐ火がつく屁理屈
グツグツブツブツ あーもう ムカつく
つくづく俺ってやつはまったくまた
喉に詰まる本音悶絶
つまり詰まって捻るツマミ
音の波 ハマる深み

(HOOK)
ワクワダム 企む 地下探索
枠はなく 拡大 血が騒ぐ

10. KILLah KILLah
Produced by GREENBEE
Lyric by CASPERR ACE,COBA5000,本田Q
For KILLah BEEN


<COBA5000>
ブラックすぎて強烈なイリーガル
フラットすぎて退屈なリアル
ばらまかれたキラービーンという種
黄色い太陽と夜の雨に
育まれた類い稀なタレント
何年もかけ実る100%完璧主義
巻き込まれた一人
いつの間に共に描くヒストリー
キラー流総本山から降ってくる
アイデア トライ&エラー 
繰り返す現場 意味ない紙っぺら
背中で語るストーリーテラー
裏番組 砂嵐の向こうのVIP
ついに飛び出す実態
男は言った 「迎えにいく時代」
これが唯一無二のコピーライツ

<CASPERR ACE>
あの夜のゲリラLIVE六本木NUTS
興奮のるつぼ 俺は今も思い出す
突如登場かっさらうフロアの視線
あの雰囲氣だきゃ現場でしか見れん
13年前の出来事
まるで歴史上のごたる衝撃も日常的
その男、強烈なB-BOYにつき
当時18歳の俺はすぐにやみつき
日本語ラップのひとつの完成系
説得力過剰で時にワンサイドゲーム
さらに無類のヴァイナルディガー
TRIPPIN’シリーズには毎度巻いちゃう舌
幾晩もの鳥肌たつ夜
ヘッズ共のビッグバンの秘密が
惜しげもなく今世に公開
壁が崩壊 it’s show time

<本田Q>
平成の奸雄 乱世の英雄
命中するズバリもの言う芸術
知らなきゃモグリ 生唾ゴクリ
ドープビーツ極意操る職人
コンクリートで進化するアスリート
マニアックなエゴノミックアニマル
夜の街駆け抜けるダークホース
馬なりかわし差し足で勝負
音が闇に解けるダンスホール
黒く重く奥の奥に届く
史上最大の問題作
ショータイム盛り上げる上陸部隊
ついに公開 次はもうない
過ぎた公開させる罪な存在
イカれてる程イカしている漢
匕首吞み込み口火切る喉元

(HOOK)
マカフォンマスタコントローラ
KILLah BEEN聴いて今夜踊ろうか
秘密の暗号ワンダーグラウンド
時は満ちた溺れる音の中

<COBA5000>
傾向と対策なしの問題作
火付け役 狼煙見つけたら
即集合 スポットライト浴びる
定位置から次のステージ リーチ
急ピッチで開くハッチ
残された希望が輝きを増す夜の街
走り抜けるall night run high
錠前破り 公開のone mic

<CASPERR ACE>
リスナーめがけて投げられたビーンボール
心大きく揺さぶる振動
じきに合いだす周波数
嗅覚鋭い奴等から出発
聴いてるだけじゃただの傍観者
反応した奴調子はどうなんだ
感じた想いを胸に行動
たとえ時代がどこへ向かっていようと

<本田Q>
真意を問われシーンが動く
KILLah BEEN You Know Me 闇にギラリ
ヒヤリとした夜 見上げた空 ヒラリ
ニヤリと笑う三日月の光
血走る目玉 鋭いくちばし
しっかりつかみ取るビートの極み
能ある鷹の爪が牙を剥く
囚われることなく捕らえる獲物

(HOOK)
マカフォンマスタコントローラ
KILLah BEEN聴いて今夜踊ろうか
秘密の暗号ワンダーグラウンド
時は満ちた溺れる音の中

Review

● 原島”ど真ん中”宙芳『オレにもタイムカプセルの土を払わせて!』

● 儚屋忍者(COBA5000)『タイムカプセルーー青年期特有のぶつけどころのない怒り』

● GREENBEE『タイムカプセルについて〜トラックメイカーからの視点』

● 本田Q『タイムカプセルと僕』

● 儚屋玲志(CASPERR ACE)『あの頃、タイムカプセルを埋めて。』

Comment

WAQWADOM『MQW』リリースに寄せられたコメントを紹介。

● PUNPEE
何年かあんまり覚えてないんですけど、多分2003年ぐらいだったと思います。
今も後ろでDJやってくれてる宙芳くんにですね、連れられて浦和のベースにRino latinaさんを見に行った時に、BLOOD LINE (現BLYY)とZAG SYSTEMにやられて。。。
そこから宙芳くんにZAGのアルバムとかIshihara Satoshi氏の『BIG CITY』のCD借りて、かなりの頻度でライブ行ってましたね。
そのZAGのメンバーだったCOBA君が組んでたグループがワクワダム。
当時はCASPERR君がいたりいなかったり、本田Qさんがいたりいなかったりして2,3人体制でよくライブしてたのを見てました。
「アルバム出さないんすか?」ってCOBA君に聞いた時に、「いや一待ってる人がいてその人が帰ってくるまで出さない」って言ってて。
何も知らなかった自分は”もう今の状態が格好いいから出せばいいのに”とか思ってたんですが、ここで帰ってきたBEENさんがまたとんでもない人で….. (初めてLIVE見た時は結構 飛ばされてどう形容したらいいかわからなかったのを今も覚えてます)
そんでアルバム『WQM』がドロップされて、飛ばされて時は流れて月面着陸した感じでした。
今じゃ溢れすぎてる忍者の先駆け的存在だったと思うし、変わらずDopest Ninja I’ve ever seenっす。
腹ペコマザーファッカから何年、
『タイムカプセル』またもや過去からの刺客にパンツを変えて待て!!!

● 志人/sibitt
キャスパー芸術クッキング部屋の天井で見た3:4:5の直角三角形
キャッチボールしながらfreestyleしたエキセントリックなセセラギの里
一般人チンパンジー連呼してたvuenosの楽屋の壁で見た20002年の落書き
チャパと偶然逢ったLAの公衆電話前 ジャンケンで決めたコンプトンのガソリンスタンド
Qちゃん家で見た新聞の切り抜き  
我らの青春 永久にStayTuned

● Dzlu (BLYY)
自分の記憶が正しければ、17年前初めて知り合った時から彼らのRAPは常に自分達の先を力強く走っていた。
この作品での彼らのRAPが日本語ラップのひとつの理想型だと思う、影響されないわけない。

● 鎮座DOPENESS
B-BOYと言うよりテロリスト

● 呂布カルマ (JCP)
愛好家として発売時すぐに購入した。
今でもラッパー同士でレアな名盤を聞かせ合ったりする時には決まって持参するブツ。

● KING104 (R.G.F)
彼らがKILLah BEENを待っていたように
俺達はWAQWADOMのalbumを待っていた。

● enya66 (東横マッシブ)
結成前からの付き合いのあるWAQWADOM
の面々。
この世で彼らの全LIVEに同行したのは恐らく俺だけだろう。
当時の俺の家は「たまり場」で誰かしらが必ず居た。
彼らのラップスキルや鳴らす音は自分達の誇りである。
間違いなく今の俺を形成している要素になっているのは言うまでもない。
WAQWADOM / ワクワダム
その響きは1ラップグループを超え、
一つの時代を鮮明に思い起こさせる。

● DJ KOJA (IF…)
WAQWADOMでブチ上がった。
アルバムは最高だし、今欲しくてディグってるヘッズの情熱も間違いない。
定期的に聴いてるけど、イイモノに劣化や消費期限なんて関係なかった。
俺の人生の1ピース。

● alled (BLYY)
タイミングを冷静に捉える宇宙感覚
真っすぐ言葉を探すフリースタイル
輪っかの中も輪っかの外も午前自然発火するWAQWADOMはpartyの常連。
距離も方角もない暗闇の中でリズムを保ち、互いに共鳴し合うRAPは、遠く星座を眺めているようだ。
日本の純粋なHIPHOPの発見、ここにあり。
2000年初頭、その独自性とリアリティ溢れるライブに心と体を何度も揺さぶられた。

● CHAPAH (GAME BOYS)
今日の自分を作ってくれたWAQWADOM、明日も明後日も色褪せない大好きな作品。

● 慎理 (@shinributa from 018AKT)
好奇心の赴くままに日本の”HIPHOP”を掘っていた僕は、2012年、池袋の地下にて彼等と邂逅をすることとなった。
含みをもたせた言葉遊びと、Dope Soundを追求した唯一無二のStyleは、現在においても褪せることのない輝きを放つ。
そんな彼等の若かりし青春がパッケージされた未収録音源集『タイムカプセル』が、
この度掘り出され、世に公開となる。
その全貌と当時の彼等を体感できていない僕は、当然ワクワクが止まらない。