ネーミング

先日のことだ。
儚屋本舗の主要メンバー3人で話をしていた時のこと。ひょんな会話の流れで『ファルコン』というワードが飛び出した。
なにを隠そう、いや、本当にナニを隠そう、『ファルコン』というのは私のオティムティムの名称なのだ。
私はそれを忍者、玄の2人にカミングアウトし、そのまま「で、君たちのは? なんていうの?」と聞いてみた。「こいつら、まさか自分のちんぽに名前なんかつけてねぇだろ。なんて返してくんのかなぁ」と、内心しめしめといったところだ。
すると2人は多少まごつきながらも、なんとその問いという名の期待に応えてきたのだ!!!!

儚屋忍者 ( COBA5000 )さん → 『プルトン』
儚屋玄 ( ばさら=プロ )さん → 『本体』

さすがの儚屋クオリティ。
まず、忍者の『プルトン』。
音(おん)で攻めてきた感じ。脱力系チャーミングと思わせて、試しにググってみたら「ワンピースの古代兵器 / ギリシャ神話の神ハーデースの別名」ときた。営みの際の before / after の状態までをも言葉ひとつで表している、とも取れるイカしたネーミングだ。
続いて、玄くんの『本体』。
そっちが本体だったんですね。その主従関係の捉え方はコペルニクス的展開であり、クリエイターとしての儚屋玄のキャラクターをうまく体現している。
『名は体を表す』という言葉に対し、半信半疑といった感情を抱いていた私だが、そんな私を少しばかり「信じる」方へ傾かせた会話だった。

この会話を受け、「このことエッセイにまとめるわ」と伝えたところ、忍者が難色を示してきた。氣になるその理由を尋ねてみると、こう返ってきた。
「俺のは、自分で名づけたわけじゃないからさ……」
それはあれかな、今おつき合い、または仲良くしている女性ではない人に名づけてもらったものだから、氣を使っているのだろうか。そもそもどんなピロウトークをしているんだ? との想いは秘めつつ、「関係ないっしょ。大丈夫っしょ」と言ったら、今度は二つ返事でオーケーが出た。
……なんで一回抵抗したんだ……

儚屋本舗メンバーは100パーセントつけていたが、みんなも「自分のもの」に名前はつけているのだろうか。
そんなことを考えていたら、以前一緒にいたオンナのことを思い出した。
彼女は私のモノに『ファルコン』と名前がついていることを知るやいなや、「じゃ、わたしのは『マキシム』」と言ったのだ。
一般的に『マキシム』というと「コーヒー」を思い浮かべるだろう。
同時に私にとって『マキシム』とは、音楽の録音・制作ソフト「Protools」に純正で装備されている、音圧調整に用いるプラグインの名称でもある。
確かに彼女のソレは絶妙な圧があり最高であったし、そんな彼女との情事は芳しくもほろ苦い思い出となっている。
やはり、「名は体を表す」のであろうか。

チャンネルはあのままで